むか〜しむか〜しのお話

2007年。

東京・八重洲のBACCHUSの初代店長を任された私は看板ビールに2つの銘柄を選びました。

誰もが認める世界一のスタウトであるアイルランドのギネス、そしてまだローカルだった日本の伊勢角屋麦酒でした。

日本はまだ地ビール時代、ヨーロッパのビールスタイルに影響を受けたビールが主流。
アメリカ西海岸のIPAはまだ日本ではほとんど紹介されておらず、ベアードブルーイングのライジングサン、サンクトガーレンのペールエール、ヤッホーブルーイングのよなよなエールなどアメリカの西海岸のビールに影響を受けたであろうビールが少しづつ知られ始めた頃の話。

私はとあるイベントで口にした伊勢角屋麦酒のペールエールの虜になっていました。
鮮烈な薫りと苦味、柑橘のようなジューシーさ、発酵における技術の上手さと水の良さが分かるクリアな味。

かくしてBACCHUSの看板ビールに伊勢角屋麦酒ペールエールはなったのでした。

2010年にBACCHUS運営会社を退職し秋田に移ってからも伊勢角屋麦酒は常に私の側にあり、自称伊勢角屋麦酒応援団として多くの方との出会いを演出してきました。

2015年にBEERFLIGHT、2017年にSUMMITが加わってからもずっと。

あれから15年。
今も伊勢角屋麦酒とのパートナーシップは変わる事はなく、SUMMITでは看板ビールとして新たな出会いを新しい層にも生んでいます。SUMMITを任せる藤原の伊勢角屋麦酒愛がもたらしたものと感心しています。

これからも店が続いていく限りこの関係は続いていきます。

この15年間、応援団を努めてきたご褒美として有難い企画のご提案をいただきました。

11月5日(土曜)
正午から22時まで、酒場戸隠、SUMMIT、デリカトガクシの3店を中心に行われます。
1杯だけでも良いです。
皆さんの伊勢角屋愛を私に、そしてスタッフに、そして伊勢角屋麦酒醸造長出口さんにぶつけてください。

絶対来て!絶対だよ

イベント詳細
https://www.builda-beer.com/fcblog/

当時の様子がよく分かるブログ(ありがたい)

https://miku.millionwaves.com/japan/tokyo/marunouchi/1157/13

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